【海外掲示板翻訳】漫画・BABYMETAL
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【海外掲示板翻訳】漫画・BABYMETAL
~1997年 冬~
音楽多様化の時代、あるジャンルが他のジャンルを超越するという動きが始まった。
価値がないとみなされたジャンルは全て抑圧され、ただ一つのジャンルのみが至高とされる。
アイドルはますます人気となってきていて、ゆっくりと音楽業界を支配していっている。
アイドルの人気が高まると、アイドルのみが音楽界で有名になる唯一の方法となる。
この唐突な優劣の変動はまぁ問題がないように思えるが、全ての人がそうなることを進んで受け入れているわけではない。
この物語は雪の降る丘に座る1匹の孤独なキツネから始まる、しかしこのキツネ、見た目よりもはるかに凄いキツネなのである。
キツネ様:人間どもめ・・・失望させよるわ。
~12月20日 病院にて~
キツネ様:この子は・・・メタルレジスタンスを率いるであろう。すくすくと育つのだぞ、すず香よ。
この子供、すず香は、己のさだめなど知る由もなく成長した。
アイドル業界に足を踏み入れ、自分の目標に向かって努力した。
成長するにつれ、すず香は歌やダンスを身に付けていった。
ほどなく、すず香のメタルレジスタンスが始まろうとしていた・・・しかし、成功させるには、キツネ様の下で働くすず香のための支援者が必要だった。
キツネ様:前を向け、そしてお前の同志を見つけ出すのだ、すず香よ。
その者たちは思いのほか近くにおるぞ。
すず香:へ?
キツネ様がすず香に語りかける、しかしすず香はキツネ様のお告げに従うだろうか?
すず香:誰か何か言った?
先生:中元!何か言ったか?
すず香:あっ!いえ!すみません!
最愛:すぅちゃん、空想でもしてたの?
由結:きっとそうだよ^-^
~休み時間~
すず香:これおいしい^-^
「すぅちゃん!」
由結&最愛:一緒に食べてもいい?
すず香:もちろん!
ムシャムシャ
最愛:すぅちゃん?今日の授業中、急に声を出したのは何だったの?
すず香:誰かが私に何か言ってきたの。耳の奥でささやくような声だったけど、それを言えるような人は周りにいなかった。
最愛:なんて言ってたの?
すず香:良く響く、でも同時に穏やかな声だった。”同志を見つけろ”って言ってたよ。
由結:同志って、何の?彩未ちゃんのこと?それとも愛莉ちゃんや彩花ちゃんのこと?
すず香:分からない。でも、なじみのある声だったの。前に聞いたことがあるような。
~放課後、すず香、最愛そして由結は、家まで一緒に歩いて帰ることにした~
最愛:お寺に行こうよ!ずっと行ってないんだぁ!
由結:いいよ~!
由結:あれって・・・
最愛:キツネ?
キツネ様:やぁ すず香、最愛、由結。君たち3人が訪ねて来てくれて嬉しいぞ。レジスタンス始まりの時だ。
すず香:レ・・・レジスタンス??